ご挨拶

会長 泉野 孝之

 こんにちは。日頃からミニバスケットボールの普及・発展とミニバスケットボールを通して子どもたちの健全な育成を目指して活動されている指導の先生方・保護者の皆様・組織運営に奉仕いただいている役員の先生方・御支援を賜る関係者の方々の御尽力に敬意を表すとともに厚く感謝申し上げます。

 何より、子どもたちがチーム目標を目指して協力し、体力や技量向上に努力し、チームメイトはもとより対戦校とも友情の輪を広げ合う中で、マナーやルールを守り尊び、元気に笑顔で夢を抱いて成長していく姿にその成果を実感しているところです。

 ミニバスケットボールは、「走る」「跳ぶ」「投げる」のスポーツの3要素に恵まれ、利き手利き足に関係なく左右どちらからもシュートし、バスやドリブルをしたり、ステップを踏んだりといった他種目にはない特性があります。競技は、レベルに応じて楽しめ、向上や習得の達成感、勝利の喜びや敗北の悔しさ、スピーディでスリリングなプレーにあふれ、心ときめく感動を個人でも仲間とでも味わえる良さが、子どもたちをとりこにしているのでしょう。また、特定選手の連続出場の制限や多くの子どもが出場する仕組みなども工夫されています。ボールとシューズさえあれば特別な用具なしで、コートに入って楽しめる要因もあると思います。成長期の子どもたちに最適な種目なのは周知の通りです。この素晴らしい活動の輪をもっともっと広げましょう!

 今年度は昭和63年に連盟を結成して以来、記念すべき30周年の節目を迎えました。結成前も含めて、これまでミニバスケットボールの活動に携わってこられた先生方の御尽力と関係者の御理解・御支援の賜物と存じます。当時は特定地域に偏りがちだった活動も、県下に広がり10地区すべてに支部を組織するまでになりました。長崎県は急速な少子化と共に地理的に離島・半島部が多く、交流に制約の多い環境です。そのような条件の中での普及であり、今日のミニバスの拡がりは指導者や関係者の地道で継続的な活動の成果に他なりません。普及に比例するように競技力も向上し、地域差もなくなり、離島校や複式校・小規模校が最終日に勝ち残ることも稀ではなくなりました。代表校による全国大会や九州大会の優勝や入賞といった結果も、本県全域への拡がりとレベルの高さを示す証ともいえます。

 この節目の年に、記念の事業を実施しよう!諸課題の解決と更なる活性化を図ろう!と常任理事会や理事総会で協議しました。離島での県大会初開催や記念誌発行・祝賀会など、1年かけて種々の企画が計画されています。また、この節目を契機に、更なる普及・発展を目指して連盟の活動や運営を見直し、活性化を図ることになりました。

 現在日本のバスケットボール界は、マンツーマンルールの導入や指導者・審判の公認制度など日本バスケットボール協会による改革が続いています。その波はミニバスケットボールの現場にも及ぶ一方、昨秋から始まったBリーグ効果によりバスケットボールへの関心は高まっています。また、日本協会のHPには、特定チームや選手だけが試合経験を多く積むトーナメント大会より、どのチームも選手も一定の試合経験ができるリーグ戦や交歓会が望ましいとの文言もあります。ミニバスの全国大会も、今年度から交歓会に戻ることになりました。

 私たちを取り巻く数々の変化のうねりを、連盟自身の課題も含めてプラス志向で捉え、子どもたちを中心に、指導者・保護者・関係者が三位一体となって活性化を図り、今こそ進取改変すべきものと守り継続するものとを峻別して、長崎県らしい理念と運営で更なる普及と発展を目指しましょう。そのためにも役員一同、諸活動の潤滑油となれるように精進する所存です。どうか皆様も、積極的な参加をお願いいたします。

平成29年6月吉日